自動車の鍵を子供に渡してはいけない理由
自動車の鍵というのは時として凶器にもなりえる恐ろしいものであるということを、特に親であるならば認識しておく必要があります。どういうことかというと、子供は何でもおもちゃにする性質を持っています。なので間違って自動車の鍵を持たせたまま車の中での留守番をさせようものなら大変なことになります。子供なので当然、車の中の詳しい構造なんて分かりません。いたずら好きの子供なら、鍵を鍵穴に差し込んで色々なボタンを押してしまったり、誤ってアクセルを踏んでしまったりという危険性がないとは言い切れません。なので基本的には自動車の鍵は絶対に判断能力のない年齢の子供には渡すべきではないのです。 そしてこのことは何も車の中で留守番させる時だけに言えるのではありません。どんな時でも絶対に渡してはいけません。何故なら外から車を開けて車の中で遊ばれてしまうという危険性も十分に考えられるからです。親である以上、ありとあらゆる危険性について想定しておく力を身に着けなければなりません。 車の中をおもちゃにされるだけで済めばまだ可愛い方かもしれませんが、車が原因で万が一にでも他人に怪我を負わせるような事態になってからでは遅いのです。そのような理由から、絶対に子供が小さいうちは自動車の鍵を渡してはいけないのです。